畳の種類
畳のお手入れ
多くの空気を含んでいる畳表や芯材は弾力性に富み、衝撃を吸収する適度なクッション性を備えており、非常に安全性の高い床材です。
畳表(イ草)には吸放湿能力があり、空気中に湿気が高いと湿気を吸い、逆に乾燥すると吸った湿気を放出するという室内の温度を調節する働きがあります。同時に肌ざわりもべとつかず、乾きすぎずという適度な感覚が得られるのも畳の特徴です。
畳の香りには安らぎをおぼえ、自然素材の温かさ、目に優しい色合いは、心を落ち着かせてくれます。ごろ寝のできる空間、古来からの日本文化の中で、生きてきた畳の空間は残しておきたいものですね。
最近では、畳表と畳床の2つが組み合わされて作られている「縁なし畳(へりなしたたみ)」や、アート感覚での空間が演出できる畳もございます。